7月の北極の海氷面積は観測史上3番目に小さく  9月の最大面積は過去最小にならない見通し

  米国立雪氷データセンター(NSIDC)が、2016年7月の北極の海氷は2011年と2012年に次いで観測史上3番目に小さな平均面積を記録したと発表しました。今年に入ってから北極の月平均海氷面積が過去最小を記録しなかったのは、3月に次いで2度目となりました。また、これにより9月に最大となる海氷面積が観測史上最小を記録する可能性が小さくなりました。 2012年から2016年における4月から8月…

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リオ五輪開会式で気候変動の重要性を訴えるメッセージ

       Credit: Getty Images/Clive Brunskill   ブラジルのリオデジャネイロでオリンピックが始まりましたが、その開会式で気候変動問題の重要性を訴える箇所があり、話題になりました。   今回のオリンピックにおけるテーマのひとつは持続可能性です。世界の熱帯雨林のおよそ3分の1、アマゾンの熱帯雨林の約60%が広がるブラジルで開催されるオリンピックにふさわし…

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エルニーニョは終息しても6千万人に及ぶ被害は継続中  国際社会による「補償」は圧倒的に不足

  最強レベルまで発達したエルニーニョは夏を前に終息を迎え、その正反対の現象であるラニーニャ現象が秋から冬にかけて始まると予想されています。   今回のエルニーニョは昨年の秋以降、世界の平均気温を押し上げて2015年が観測史上最も暑い年になったサポート役を果たし、今年に入ってからも主要気象機関が発表する世界の平均気温がほぼすべての月で過去最高を記録する原因のひとつとなりました。   これまで…

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2015年の気候はやっぱり記録ずくめだった  米海洋大気局レポート

  米海洋大気局(NOAA)と国立環境情報センター(National Centers for Environmental Information)を中心に、世界の気候科学者450人によってまとめられた「2015 State of the Climate(気候の状態2015年版)」が発表され、気候変動による温暖化の主要なバロメーターである世界平均気温、二酸化炭素濃度、海面レベルが観測史上最高を記録…

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ロシア北部で炭疽病が流行し子ども1人が死亡、90人超が入院  気候変動が寄与か

  ロシア北部の遊牧民が多く暮らすヤマロ=ネネツ自治管区のサレハルドで、融解した永久凍土から露出したとみられる炭疽菌が拡散し、12歳の少年1人が死亡、90人以上が入院しています。また、トナカイ2300頭も炭疽が原因で死ぬなど、異常事態に陥っています。   シベリア西部のこの地域にとって、炭疽病が流行したのは初めてではありません。1941年を最後に炭疽病の発症はみられませんでしたが、その当時に炭…

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気候変動が全米各州に与えるインパクトをまとめた地図

  アメリカの国土面積は日本の25倍以上もあり、本土に加え遠隔地(アラスカ州とハワイ州)まであるため、地域や州によって気候が大きく異なります。テキサス州だけでも日本の国土面積の1.8倍もあり、州内の東部と西部、北部と南部でも気候が異なります(テキサス州の大きさを表す例として、「8時間ドライブしてもまだテキサス州から出られない」がよく使われます)。   国土が広く、三方に海があり、山もあればとん…

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